お料理教室でもなく、ワークショップでもなく、ただみんなでご飯を作って食べるだけの会「しあわせおうちごはん」
私の中の「しあわせおうちごはん」の原点は母にあります。
私の母は結婚した時、誰も知り合いのいない慣れない土地で私を産みました。
新婚でまだ家事も十分にはできず、初めての子育てにも戸惑い、近所には頼れる人が誰もいなかった母は同じアパートに住む同じ境遇の二人の女性と友達になります。
彼女たちの子供も私と同い年。
そこで母たちは3人で力を合わせて子育てをすることにしました。
誰かが家で子守をしている間、他の人がごはんの買い物に行きます。
そして毎日順番に家をまわって、(光熱費が一つの家庭に集中しないように)そこで3人で一緒に3家庭分のご飯を作るのだそうです。
子供がぐずりだすと誰かが子守をし、その間に誰かがご飯を作る。
子供達が揃って寝たら3人でゆっくりティータイム。
旦那さんが帰る時間にはそれぞれの家にご飯を持って帰る。
そんな暮らしをしていたそうです。
「あの時は本当に楽しかったわぁ」と今でも母はよくそんな話をするのですが、それって本来の女性の暮らしの姿なんじゃないかなと思うのです。
子育ても、家事も、女性たちが担う「いのちを繋ぐおうちしごと」は、本来は女性たちがコミュニティの中で一緒になってすること。
そしてそこに女性たちの悦びがある。
みんなでご飯を作って、食べる。
ただそれだけのことがこんなにも豊かで、こんなにも幸せ。
それをもっともっと味わいたくて、「しあわせおうちごはん」始めます。
2020年3月10日(火) 肉まん作り 満員御礼
参加費:1000円(税込) 材料費は人数分で割って負担していただきます。 当日現金でお支払いください。
場所:フィオーリ(青山 真理自宅)
持ち物:エプロン・お手拭きタオル
お申し込みはこちらから
2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。
2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、
生きとし生けるものが幸せに暮らす大和の智慧を、日々の暮らしに取り戻す「やまとごころ講座」をお伝えしています。