パーティーは女神の決起集会として行おうと決めた時、絶対に欠かせないものがありました。
それはセレモニー!!
勢い勇んで私が「パーティーでセレモニーがしたい」と言い出したときのスタッフの反応は
「・・は??(またなんか言い出した・・!)」笑
しかもセレモニーで使うキャンドルがイメージ通りのものがなくて、自分たちで作ることにしたのですが、これが想像以上に大変で。
「これならできるけど?」といろいろ提案されても「イメージと違う」「それじゃない」と却下する私。
「そんなんどれでもいいやん!買ったらいいやん!ややこしいなー!」って普通思いますよねー。
うんうん、わかるー。
でもその一見どうでもよさそうなこだわりにも、ちゃんと意味があってどうしてもそれじゃなきゃダメだったんです。
でもみんなにしてみたら超めんどくさかったと思う。(自覚は一応ある。笑)
それでも不平不満も言わず(言えず?笑)付き合ってくれたスタッフには本当に感謝しかありません。
それにしてもねー。
そもそもなんで言いたいことがいまいち伝わらないんだろうと思ったら、「そっか!もしかしたらセレモニーの意味が分からないのかも!!」とパーティー直前になって気づきました。(遅い?笑)
そうなんです、「そもそもセレモニーってなに!?」ですよね!
はい、説明します!
私は15年前アロマの学校に通っていたときにいつも興味深い話をしてくれる先生がいました。
その先生が「セレモニーとシンボルは潜在意識に対する言語であり、自然治癒力を高め、その人が本来持つ力を引き出すことができる」と教えてくれたのです。
どういうことかというと、たとえば結婚式では永遠の愛を誓い合って、指輪を交換しますよね。
この場合、結婚式はセレモニー、指輪はシンボルなんです。
永遠の愛を誓い合うというセレモニーを行なうことによって、ただの指輪が「永遠の愛」を象徴するシンボルになるのです。
そしてシンボル化された指輪は目に入るたびに潜在意識がその意味を自動的に再生するようになります。(←ここが目的!)
つまり、セレモニーとは今まで特別な意味を持たなかったものに意味を持たせる儀式のことだというと分かりやすいかもしれませんね。
そしてセレモニーを行う時には重要なポイントがいくつもあるのです。
それが今回どれだけ頑固者と思われても、どうしても譲れないこだわりの原因だったんですよねー(今さら言い訳。笑)
さて、今回のパーティーのテーマは「私を生きる」でした。
そのテーマのために私が選んだセレモニーはキャンドルサービス、そしてシンボルはキャンドル。
結婚式の新郎新婦のキャンドルサービスではありません。
幼稚園からカトリックの学校に通っていた私が毎年楽しみにしていたクリスマスのキャンドル礼拝のことです。
「世の光」として生まれたキリストのろうそくの火で隣の人のろうそくを灯し、火をもらった人はまた隣の人のろうそくに火を灯し・・とキャンドルリレーをしていくのです。
(このキャンドル礼拝ではキャンドルの火に「愛」「世の光」をいう意味を持たせています)
愛の光が次々に灯り、暗闇を照らしていくその美しい光景が大好きでした。
そう、この「美しい」というところもポイント。
なぜなら人は美しいものに感動し、心を動かされるからです。
そして今回このキャンドルにどういう意味を持たせたのでしょうか?
私は生まれた時に神様から与えられた「いのちのろうそく」をイメージしました。
このろうそくの火が消える時に命が終わるという話ではありませんよ。笑
(そういう話もありましたよね)
聞いたことはありますか?
分け御霊といって、私たちは生まれる時に、神様の魂のかけらをわけてもらってくるのだそうです。
つまり、全ての人の内に神様が宿っているということ。
このろうそくは私自身であり、生まれる時にもらった神様の魂のかけらでもあります。
そして私のいのちを喜ばせて生きる時、この炎が大きく輝くのです。
このろうそくの炎が輝いている限り、世界がどんな闇に包まれたとしても不安や恐怖に飲み込まれることはありません。
私のいのちを喜ばせることは神様のいのちを喜ばせること。
それが「わたしを生きる」ということなのかもしれませんね。
植物たちは種類や住む環境は違ってもみんな太陽に向かって伸びていきます。
人も同じ。
全てのいのちは光に向かって進もうとします。
光はいのちのみちしるべです。
そしてそれは「いのちを繋ぐ」という役割を預かった私たち女性が、胸のろうそくを輝かせ、いのちの向かう先を照らし導いていきなさいということでもあります。
女性たちの光が必要なのです。
誰一人欠けることなく、すべてのいのちが私たちを生み出した根源なる光に帰っていけるように。
これから先もずっと、いのちが繋がっていくように。
今こそ、本当の喜びを思い出し、光を輝かせるとき。
というのが、今回のキャンドルの意味でした。
そしてね、先ほども言いましたがシンボル化されたものは目に入るたびに潜在意識がその意味を自動的に再生するようになります。
そう、つまり今回のセレモニーに参加された皆さんはこれからろうそくの炎見るたびに、もれなく「私を生きる」ということを思い出すという魔法をかけられたわけです。笑
未来を担う女神の皆様、よろしくお願いしますねー♡
共に輝かせていきましょうー♡
2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。
2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、
生きとし生けるものが幸せに暮らす大和の智慧を、日々の暮らしに取り戻す「やまとごころ講座」をお伝えしています。