青山真理 公式ブログ

モアナ

新たなスタート

こんにちは、青山真理です。

私事ではありますが、今日2017年7月1日からブログも一新し、おうちサロンフィオーリは株式会社フィオーリとして新たなスタートをきることになりました。

(ホームページの完成はもう少し先になります)

受講生、卒業生はじめ、いつも応援してくださる皆さまには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

「稼ぐことが女性の役割ではない」と言っている私がなぜ会社を設立するのか?

もしかしたら私が会社を設立することに違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

というのは、私はおうちレッスンで家を整えること、日々の営みの中で女性性を育てることをお伝えしていますし、

掃除

「仕事がしたい」「稼ぎたい」という生徒さんたちに対しても「どうして働きたいの?働かなくてもいいじゃないですか?」と言っているからです。

私は女性が働くことを否定しているわけではなくて、

働く目的が「自分に足りない何か」を埋めるためなのだとしたら、その働き方は男性性で突き進むことになり、しんどくなるばかりでうまくいかないよ、と言いたいだけなのです。

落ち込む

そう、まさに以前の私の姿ですよ!!

でも、女性はそのやり方では愛も豊かさも本当の意味で循環しないのです。

結局1年半前にそこで行き詰って崖っぷちに立った私は戦うことをやめ、女性性を取り戻していくうちに

専業主婦で家にいたとしても十分に幸せで満たされていること、私が毎日の営みを喜んで生きているだけで豊かさは循環することを感じられるようになっていきました。

特別なことをしなくても満たされているのだから、仕事をする必要も、会社を設立する必要もないのです。

正直今の私は、自分のことだけを考えるなら「専業主婦がいい!」って思っています。

主婦

ではなぜその私が会社を設立することになったのでしょう?

今私がお伝えしている「おうちレッスン」「女神レッスン」は私の体験がもとになっているのですが、実はその奥にある本質的なメッセージは私が祖母と母から受け継いだものなのです。

そして、レッスンの回数を重ねるほどに、そのメッセージは多くの女性が必要としているものなのではないかと感じるようになっていきました。

自分のルーツから使命を思い出す

私の母は事情があり、生まれてすぐに養女に出されました。

養女をとるくらいだから裕福な家かと思いきや、今日夫婦二人が食べるにも困るような、村でもダントツに貧しい家でした。

養父は定職に就くことができず、養母は足に障害があり普通に歩くことは出来ないので、和裁を内職として暮らすような家でしたが、愛情だけはとびきりかけて育てられました。

母と娘

たくさんの苦労をし、虐げられることも多い人生でしたが、いつも愛おしそうに昔話をする母の姿が大好きで、もっと養祖父母のことも知りたくて、子供のころから何度も何度もせがんでは話してもらっていました。

普通に考えたら人に与えるものなど何も持っていないような貧しくて、体も不自由な祖母は、きっと社会の中では一番ちっぽけな存在だったことでしょう。

でもそのちっぽけな祖母がしたことは、母の人生を左右しただけでなく、会ったこともない私や主人、主人の実家、子供たちへも大きな影響を与え続けてきました。

たとえ社会的に何も持っていないように見えても、自分という存在の価値の尊さを祖母はちゃんと知っていたのです。

人一人がすることは、それがどんなに小さな行動であっても種を蒔くようなもので

芽

いつの日か蒔かれたところで芽を出し、花が咲き、実がなり、その実からまた多くの種が蒔かれていく。

始まりの種はちっぽけなものでも、その命は広く深く受け継がれていく。

祖母が見せてくれた「小さな種を蒔き続ける」という生き方は、女性が女性らしく存在し、命を輝かせていくことであり、それはまさに女性性の象徴である「内側から尽きることなくあふれてくる豊かさ」がなせる業なのです。

絶望の淵に立ち、今までの在り方を手放してからこの1年半の経験は私を大きく成長させてくれました。

その過程で祖母や母が蒔き続けてきた種は、時間を超えて私の中で、ついにたくさんの実を結んだのです。

その実から溢れる、彼女たちの種を蒔き続けていくこと。

光

これこそが私のお役目です。

受け継いだのは「世界が愛と豊かさで満たされるための本来の女性の在り方」

自分のお役目を理解し、本来の女性らしいエネルギーで世界に貢献していきたいと願ったとき、

  • 予想もつかないような展開でビジネスプロデュースを受ける話が舞い込み
  • そのシステム運営をしていくために会社を設立することが決まり
  • 拡大に伴って事務局をお手伝いしてくれる方も決まり

以前のように男性性で突き進まなくても、女性性を発揮しているだけでびっくりするくらいスムーズに短期間でお役目を果たしていくサポート体制が整っていきました。

何も特別なことはしていなかったのに、お役目を果たすために必要なものがすべて勝手に手の中に入ってきたのです。

「稼ぐための会社」ではなく、「お役目を果たすための舞台を作った」という感じ。

家の中で歌っても聞いてくれる人はいるけど、舞台で歌えばもっとたくさんの人に届けられるもの。

喜び

そうすると当然、さらに豊かになっちゃうな。笑

それってとっても嬉しい!ワクワクする!

なぜってフィオーリに入ってくる豊かさは家族をはじめ、今はもういない祖父母、私と繋がるみんなのものだから。

「この豊かさは私のもの」なんて、豊かさに境界線などないのです。

しっかりと意識が世界と溶け合って繋がっていれば、私の豊かさは世界みんなの豊かさであり、私がお役目を果たすことでさらに増幅させてまた世界へと流していける。

どんな状況であっても祖母が豊かでいてくれたから今の私たちの豊かさがあるように。

私たち女性が本来の在り方を思い出すとき、愛と豊かさが大きく循環する世界はもうすぐそこにあります。

母と娘

さぁ、今こそあなたの内なる女神目覚めさせ、勇敢で思いやりにあふれた本来の男神たちの力を引き出し、共に素晴らしい世界を創造してきましょう。

何もないところに本当の豊かさを見出し、自分だけでなく自分から繋がるすべての人にその豊かさを与え続けるおばあちゃん、そしてお母さん。

あなたたちの思いを受け継ぎ、喜びの日も、絶望の日も、ただ粛々と種を蒔き続けていきます。

決意

あらためまして、これからもフィオーリをよろしくお願いいたします。

 

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