先日、あるクラスの方からご質問を受けました。
他の方たちからも聞かれたことのある内容なのでここでもシェアしたいと思います。
家事を家政婦さんに任せることについてどうなのか?
結論から言うと、私は家政婦さんに任せてもいいと思っています。
家政婦さんに限らず、旦那様が家事を手伝ってくれたりすることもあるでしょうし、
例えば外食をするというのもレストランがあなたの代わりに料理や後片付けをしてくれてるってことですよね。
出来ないときは無理せずどんどん頼ったらいいと思います。
一人で全部抱え込んで頑張る必要なんてないもの。(そうしなきゃって思ってるとしたらそれは単なるあなたの思い込みです。いりませんよ、そんな思い込み)
えええ???って意外に思いましたか?
だって、家事を誰かに任せるって、女としての役割を果たしていないんじゃないの?
ファーストレディレッスンのおうち編では「家を整えることで女性性を育てる」わけだから、それって駄目じゃないの?って。
私は、女性の役割=家事とは思っていません。
私が思う究極の女性の役割は、喜んで存在することです。
「え、そんなこと?」と思いますか?
あのね、女性が喜んで存在するって、ものすごいパワー・影響力なんですよ。
逆から言うと、女性が満たされずに(不機嫌に)存在してるって、ものすごい破壊力です。笑
女性は喜んで存在してるだけでいい
ご主人や子供たちが嬉しい時はもちろん、落ち込んで帰ってきたときも、ずっしりと根を張ってニコニコ喜んで存在している。
その安定感は家族の最大の癒しです。
どんなにつらいことがあっても、家に帰って妻・母の笑顔が待っている。
どんな自分も丸ごと受け入れてくれる。
そこは安心と活力と勇気を与えてくれる最大のパワースポットです。
家を綺麗にしたり、料理したり、お洗濯するのはあなたじゃなくても、家政婦さんやご主人、子供たちにだってできるでしょう。
でも家をパワースポットにするのはあなたにしかできない。
あなたしかできないことが、あなたの本来の役割なんです。
家事を通して自分と向き合う理由
じゃあ、レッスンではどうして家事を通して女性性を育てているの?
それはね、女性の本来の役割である「喜んで存在する」ためには、内からあふれ出る「女としての本当の喜び」を知る必要があるからです。
そして、本当の女の喜びのエッセンスが家事の中にはたくさん含まれているからです。
もう一つには、家はあなたの心の在り方そのものだから。
家政婦さんに来てもらってもいいんだけど、自分自身を知る前に、いきなり他人に丸投げしたら自分が何者なのかが分からなくなってしまうの。
自分が抜け殻になってしまうんです。
だから、まずは家事を通してしっかり「おうち」=「自分の内」と向き合いましょうと伝えています。
とはいえ、ファーストレディレッスンは家事のノウハウレッスンではありません。
ただ掃除したり、物を捨てればいいわけじゃない。
レッスンの目的は「自分を整えること」「パートナーシップの土台を築くこと」です。
家事を通して、その土台がしっかりできてくれば、任せられるところはどんどん任せてもいいと思います。
そして、その土台ができたときには、人に任せていいことと自分にしかできないことが分かるようになっていることでしょう。
「私でなくては出来ないこと」以外はどんどん人に委ねてしまっていいのです。
つまり、人に委ねるためには「私でなくては出来ないこと」=「私の役割」と知ることが大切なんですね。
それを知ったうえで、今の私は自分の喜びのために毎日家事をしています。
でも、喜びに感じれないとき、しんどいなーと思ったときはやらない。笑
そうしてたらご飯食べに連れて行ってくれたり、掃除や洗濯を手伝ってくれてたりして
私は「ありがとうー!嬉しいー!たすかるー!!」って喜んで ごろーんとしてるだけ。
もちろん、してくれないときもあります。
それもそれで、腹を立てたり、落ち込む必要もなくて、また喜んで出来るように元気が湧いてきたら自分でやればいいだけのこと。
とってもシンプルなんです。
いちいち自分や相手の思い・行動をジャッジしなくていい。
そうすると、いつでもご機嫌でいれる=喜んで存在することが出来るようになります。
なんとなくイメージできたでしょうか?
これからも皆さんからのご質問をブログでもシェアしていきますね。
参考になれば嬉しいです♡
2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。
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