あっという間に一ヶ月ぶりの更新になってしまいました。
というのも、前回の記事をアップした後、入院することになってしまったからです。
一見最悪と思えるこんな状況の中にも、いつもたくさんの気づきがあります。
転んでもタダでは起きない・・ではなくて
転んだからこそ見える景色があると思っています。
闇の中にいたからこそ光を感じられる
右半顔がズキズキと痛み、夜になると高熱が出て、症状はどんどん悪化していくのに、
どの治療院や病院に行っても、原因がハッキリ分かりませんでした。
そして痛みだしてから1週間後に行った病院でようやく本当の原因、病状がわかり、即入院になりました。
入院と聞くと「ええ!?」と不安になりますが、その時私が感じたのは安堵感。
原因もわからないまま、どんどん症状が悪化していくって、
まるで出口の見えない真っ暗なトンネルをひたすら歩いてるみたいな気持ちです。
入院生活は苦痛だという人もいるけど、あの時の私にとっては真っ暗なトンネルを抜けた後のお花畑みたいに思えました。
あー、痛みがないってこんなに幸せ♡
口が開けれて、話が出来て、ものが食べれる、味わえるって本当に幸せ♡
朝まで苦しまずに眠れるって幸せ♡
って、目の前の小さなことが何もかも嬉しくて
「安心してゆっくり休んでいいよ」ってサポートしてくれる家族がいたり
不安にならないように何度も顔を見せて様子を聞いてくれるドクターがいることがありがたくて
もう私の周りには幸せしかない!!って思うくらい。笑
今回の台風や地震で実感されている方も多いと思いますが、
当たり前が当たり前でなくなった時
日々の生活の気に留めていないような一つ一つに、幸せや喜びや感動がいっぱいいっぱい詰まっているのだと気付かされます。
人の温もりもいつも以上に身にしみます。
暗闇を味わうからこそ、今まで当たり前と思っていた光に気づく。
「当たり前ではない」と感じる心が喜びを生み、「有り難い」「ありがとう」の感謝の気持ちとなるのです。
でも、日々の生活の中でもちゃんと意識を向ければ、「当たり前ではない」その光を感じることはできます。
日々の暮らしの中に幸せを見つける感度をもっともっと磨いていきたいものですね。
今起こっていることを「良い」「悪い」で判断せず、本質を見極める。
そして今回の私の入院は「違和感を見逃してはいけない。自分の本音を無視してはいけない」ということを教えてくれていました。
始めは小さな違和感だったんです。
でも最初の小さなズレを見逃すと、いずれそのズレは無視できないくらい大きくなっていきます。
そのズレを修正するために今回のことが起こったのでしょう。
人間関係のトラブルや、好ましくない状況が起こっているという方は
もしかしたら私のように自分の本音を無視している、もしくは気づいていないのかもしれません。
また、その「違和感」をキーワードに、別件でも受け入れがたい事実があることに気づかされました。
そう、とても受け入れがたい、認めたくない。
でもそれを受け入れることはきっと大きな一歩になる・・・
「いやー、それはない!!絶対違う!!」って全否定したいけど
だからこそ次の扉を開く大事な鍵なんだと思うのです。
いろんな人が絡んだ内容なのでブログでは詳しくは書けませんが、
レッスンやセッション、お茶会などでは必要なタイミングで詳しくシェアしていきますね。
きっと形は対象違えど、皆さんにも「あるある!」なお話だと思うので、ぜひご自分のことに置き換えて感じてみて欲しいのです。
今目の前で起こっていることを世間の価値観や「良い」「悪い」で判断せずに、本質を見ようとすると
そこにはたくさんのヒントやメッセージが隠れています。
それを紐解いていくのも人生の醍醐味。
「良い」「悪い」ではなく、「正解」「不正解」でもなく、
自分で自分の人生のストーリーを描き、魂の喜びを見つけながら生きていく。
それが「自分を生きる」ってことなんじゃないかな。
そんなこんなで8月は休息しておりましたが、ゆっくり体も整えながら、ブログも更新していきますね。
これからもよろしくお願いします♡
2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。
2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、
生きとし生けるものが幸せに暮らす大和の智慧を、日々の暮らしに取り戻す「やまとごころ講座」をお伝えしています。