今週はレッスンウィークで、3クラスが一気に中級の最終回を迎えます。
皆さん、それぞれのペースで確実に成長しているのですが、この半年を振り返って
「あー、せっかく受けたのに思ったほど変われていない。本気で行動してなかったかも・・・」と気づく方たちもいます。
ただ行動すればいいわけじゃない
いえ、そういう方たちも行動してなかったわけじゃないんです。
でも
「レッスン受けてるから」
「課題だから」
「もともと掃除や整理整頓は苦手だから」
「3日坊主だから」
「これをやったら主人が変わるらしいから」
「これをやったら子供がやる気になるらしいから」
・・・・
と言い訳をしながら、もしくは結果を求めながらしてるうちは意識は外に向いていて
本当に自分と向き合っているわけではないんです。
たとえば、主人に「掃除しろ。できないなら仕事やめろ、離婚する」って言われてた私が
とにかく主人の機嫌をなおすために掃除していたのと
掃除講座を受けてから「そういうことだったのか!今すぐ帰って掃除したい!!」って
ワクワクして、夢中で掃除していたのとの違いです。
掃除講座を受けて「掃除やりたい!!」ってなってた私は、もはや主人の機嫌なんてなおってもなおらなくても、どうでもよかった。
そんなことより、もう止まらなかったんです。
今まで見えていなかった、気づいていなかったものがどんどん見えてきて、周りの雑音なんて気にならないくらい没頭していました。
思考優位ではなく、感覚優位で行動する
意識が外に向いてる時は思考が働いています。
意識を内側に向けて没頭すると思考が止まり、感覚が優位になります。
その状態で掃除してると、自分の奥にあった本当の感情が次から次へと湧き上がってきたり、今まで気づかなかったことに気づいたりするのです。
そうしたら、その感情や気づきを放置せず、それらが導くままに行動する!
例えば、「私は本当の自分の気持ちを無視してたんだなー」って感じたら、ちゃんと自分の本音に耳を傾けてその願いを叶えてみる。(本当はやりたくないって思ってることは断ってみるとか、やりたいのに先延ばしにしていたことをやってみるとか)
例えば、「視界には入っていても、主人のことちゃんと見てなかったな、だから彼の本当の気持ちに気づけなかったんだな」って気づいたら、彼のことを観察してみる。
そうやって行動してみると、またさらに感じること、見えてくることがあります。
断ったら嫌われる、一人になってしまうって思っていたのは、ただの自分の思い込みだったと気づいたり、
観察してみると、ひどいと思っていた彼の言動の奥にある愛に溢れた本音に気づけたり。
そこでどんなに自分は愛されているのかに気づいたら、またその気づきに従って行動してみる。
私の場合は「ただの私を必要として側にいてくれてありがとう」
「私に嫌われる覚悟で引き戻してくれてありがとう」って伝えてみた・・・
そう、気づいて、感じたことは、いろいろ考えずにシンプルに、素直に、行動してみる。
行動したら、また立ち止まって感じてみる。
感じて(女性性)→行動する(男性性)→感じて(女性性)→行動する(男性性)→∞
感じるだけで行動しなかったら成長はないし、
感じることなく思考だけで行動すると本質からズレたり、いずれエネルギー不足になったりします。
感じることも、行動することも、どっちも大事。
バランスが大事。
しっかり感じたら、行動あるのみ!!
自分とのパートナーシップもね、感じるだけじゃなくて、行動しなきゃ成長しない。
本当は嫌なら断ろう。
本当はやりたいなら失敗を恐れずにやってみよう。
伝えたいことがあるなら、相手の反応を勝手に決めつけないで素直に自分の想いを伝えてみよう。
でも・・・
嫌われたくない。
自信がない。
傷つきたくない。
負けたくない。
って感情が出てきたりしますよね。
それもよーくわかる。
だけど、本当に望む世界を生きたいなら
えいっ!って勇気を出して、観念して、行動あるのみ!!
頭でわかってるだけ、感じてるだけでは現実は動かないのだから!!
自分が望む世界を生きる
いや、グズグズ言ってても別にいいんだけどね。
それもあなたにとって必要な道、通りたいと願う道ならそれでもいい。
でも私なら、さっさと観念して「えい!!」って行動しちゃうかな。
だって思い切って行動した先にはいつも、今まで見たことのない素晴らしい景色が待ってることを知ってるから。
グズグズ言ってる時間がもったいない♡って思う。
でもそれはあくまでも私の価値観。
回り道してゆっくり人生味わっても、近道してまた次の山を登りに行っても、どっちでもいいんです。
どっちが良いとか悪いとか、損とか得とか、そんなの関係ない。
どっちも自分で選べる。
だとしたら、あなたはどっちで在りたい?
ちゃんと自分が望む道を選んでいますか?
2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。
2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、
生きとし生けるものが幸せに暮らす大和の智慧を、日々の暮らしに取り戻す「やまとごころ講座」をお伝えしています。