今日はボイストレーニングの体験に行ってきました。
どうしていきなりボイトレなのかって?
それはライアーの音に合わせて声を出したいなと思ったことがきっかけです。
でも声を出したいなと思ったと同時に、すごくもやもやした感情も一緒に出てきました。
私ね、実はとっても音痴なのです。笑
それがコンプレックスで、「声を出すことはすごく気持ちいいし、癒される。思いっきり声を出したい。でもいつも変な音が出るし、私の声は好きじゃないから出したくない。」という矛盾した思いをずっと持ち続けていました。
でもライアーを奏でれば奏でるほど「自分の声を嫌いって思っているのはもう嫌だ。やっぱり声を出したい!」っていう思いが溢れてきて、
そうしたらどうやって辿り着いたのか分からないんだけれど、気がついたらネットでボイストレーニングの教室の生徒募集のページが開いていたのです。
教室はうちから歩いて5分もかからない隣町。近っ!笑
先生は「オペラ座の怪人」や「美女と野獣」にも出演していた元劇団四季の方です。
まず最初に「声はどうやって出るのか」「そもそも声とはなんなのか」を教えてもらったのですが、その最初のたった5分の話で、どうして私がボイストレーニングを受けたいと思ったのか、どうしてこの先生のところに来たのかが分かりました。
先生は声が出る仕組みを説明し、「声は『息』なんです。」とおっしゃったのです。
私は以前ハワイの叡智について学んでいたのですが、ハワイ語で息は命、魂を表します。
赤ちゃんは生まれた時にあげる産声はお母さんのお腹から出て初めて肺呼吸で出す第一声。
つまり声をあげて泣いた瞬間、この世界での命が始まるのです。
日本語でも死ぬことは「息を引き取る」と言います。
息はまさに命そのもの。その人の魂をあらわすもの。
そして声とは「息」なのだとしたら…
自分の声を嫌いとか言ってる場合じゃないやん!!
と衝撃を受けたわけです。
「声を出すことはすごく気持ちいいし、癒される。思いっきり声を出したい。でもいつも変な音が出るし、私の声は好きじゃないから出したくない。」
というのは「私の命、魂を表現したい。表現することは心地よく、自分を癒すことでもある。でも私の表現はかっこ悪いから恥ずかしい」ってことだったんだろうな。
かっこ悪くてもいいやん。
私は私の命を愛したい。そして表現したかったんだ。
そこに気づいたらもうじっとしていられない。
さっそく来月からレッスンを受けることにしました♡
「宿題ね」と先生が教えてくれたトレーニングはまるで瞑想。
二層式洗濯機を回しながら、その前でトレーニングしようかな。
(いや、最初はそんな余裕ないよね。笑)
あー、おうち時間がますます楽しくなりそうです♡
2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。
2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、
生きとし生けるものが幸せに暮らす大和の智慧を、日々の暮らしに取り戻す「やまとごころ講座」をお伝えしています。