しばらくブログを更新できていませんでした。
レッスンが続いていてバタバタしていたこともあるのですが、プライベートでも親子関係でトラブルが起こっていました。
私が何かスタートすると必ずと言っていいほど起こるトラブル…
毎回ステージアップするために欠かせない課題であることは分かるのですが、
分かっていても渦中にいるときは本当に途方に暮れて「いったい今度は何なのー!!」って叫びたくなります。
テーマは「コミュニケーション」
今回起こっていたトラブルのテーマは「コミュニケーション」でした。
伝えるためには自分の本当の想いを知ることが大切です。
どう在りたいのかという未来を明確にすること。
そこがぶれると相手をコントロールしようと思ってもいないことを言ってしまったりします。
分かってはいても、中二病真っ只中の子供を前にすると、親心と共にコントロール欲もむくむくと湧き上がる…
そう、これ、まさに今回の私で、息子をコントロールしようと思ってもいないことを言ってしまい、その結果当然、余計にこじれるという…とほほ…
そして息子は反抗してだんまりを決め込んでいたので、二人の間で完全にエネルギーは滞ってしまい、もう後にも先にも動けない状態になってしまってました。
それが昨日、学校の三者面談で息子は先生の質問に素直に自分の本当の気持ちを口にしたのですが、それが私が思っていたものとは違っていてびっくり!
それは息子の行動からはとても想像もつかない言葉だったし、息子の態度から私は勝手に彼の思いを「こうに違いない」と決めつけていたことに気づきました。
さらによくよく話してみると、結局は「息子も、私も、そして先生も、全員望んでいる未来は同じだよね」ということが分かりました。
そうすると途方に暮れていた息子も今するべきことが明確になり、起こってもいない未来に不安になったり、いつまでも過去に引きずられるのではなく、「今ここ」に戻ってくることが出来ました。
相手を信頼して自分の本当の思いを伝えること、勝手に自分の妄想で相手を判断しないこと、本当はどう在りたいのかを明確にしてコミュニケーションをとることの大切さをまた身をもって体験しました。
やっぱり全員の望みが叶う道が必ず用意されている。
学校に向かう道中では無言・無表情だった息子も、帰りは嬉しそうな顔をしながら甘えてきたりして
数日ぶりに「おやすみ!」とご機嫌に私の肩を撫でて寝室に向かった息子に夫婦二人で「はぁ~」と大きな安堵のため息をついたのでした。
トラブルの時こそ一番うまくいっている
ここを乗り越えて自分の決意を実現していった先には、息子の大きな成長が待っています。
「今この時期にいっぱい失敗しなきゃいけないんですよ。それがこの子の成長に繋がっているから。失敗は宝だ。」と何度もつまづく息子に一年生の時の担任の先生が言ってくれました。
そして「ここで君の行動の良し悪しを問いたいわけじゃない。こうすべきだと言いくるめることが目的じゃない。君の本音が聞きたいんだ。」と本気でぶつかってくれる今年の担任の先生。
「絶対悪いようにはしない。勇気をもって一歩を踏み出せ。ちゃんとサポートするから。」と後押ししてくれる部活の顧問の先生。
素晴らしい大人たちに見守られて息子は成長していっていること、
そして息子がつまづくたびにたくさんの愛に触れて、私自身も大きく育ててもらっていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
トラブルなんてね、しんどいし、めんどくさいし、本当は避けて通りたいですよね。
でもそこにはたくさんの宝が隠れていて、成長するための課題が秘められています。
トラブルが起こると「うまくいっていない」と思いがちだけど、いいえ、そんな時こそ「今が一番うまくいっている」と思えるかどうかなのだと思います。
自分の可能性、世界の愛への信頼は「うまくいく」土台
もちろん渦中にいるときは辛いし、しんどいし、なかなかそうは思えないんですけどね。
でも私は今までの経験の中でそのトラブルこそが大きな進化・成長の前触れだったことを知っています。
山を越えて初めて見える景色があるのです。
だから、渦中はそんな風に思えなくても、きっとこの山の先にもまた素晴らしい未来が待っていると、心のずっとずっと深いところで信じてる。
やっぱり、最終的にはどれだけ自分の可能性を信じているか、世界からの愛を受け取れるかなのですよね。
母としても、妻としても、女としても、まだまだ伸びしろいっぱいな自分にエールを送りながら、始まったばかりの長い夏休みを楽しみたいと思います。
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