青山真理 公式ブログ

私が思うファーストレディ的有名人 part2

以前「真理さんが憧れる女性って誰ですか?」と聞かれてお答えした有名人が三田寛子さんだという記事を書き、たくさんの共感のメッセージをいただきました。

私が思うファーストレディ的有名人 三田寛子さん

今日はもう一人、私がファーストレディだなーと思う有名人について書いてみたいと思います。

私がイメージするファーストレディ的有名人は山口百恵さん。

俳優 三浦友和さんとの結婚を機に芸能界を引退してから37年、一度もテレビやその他のメディアにも出てこないことは皆さんもご存知ですよね。

「ちょっとぐらいならいいんじゃない?」と思ってしまうところだけど、彼女は本当に一切芸能界には触れない。

私はその彼女の思いにファーストレディ的在り方を感じます。

彼を「百恵ちゃんの旦那さん」にしない在り方

彼女が完全に引退し、家庭に入ると決めたのは、複雑な環境で育ち、自分が本当の望んでいるもの・大切なものをちゃんと分かっていたからかもしれません。

でも彼女の完全な引退は旦那さまである三浦友和さんを活かす選択でもありました。

世間に対して友和さんを「百恵ちゃんの旦那さん」にしなかったのです。

二人は同じ芸能界という世界に生きていました。

そして当時の百恵さんは圧倒的スター。

友和さんよりも断然売れていたから、彼女の方がずっと影響力があるわけです。

仕事のボリュームを減らしたとしても、彼女が芸能界にちらちら顔を出していたら、世間は友和さんを一人の俳優としてではなく「百恵ちゃんの旦那さん」として見ます。

そんな自分のその立場も分かっていたからこそ、すべてを完全に手放したのでしょう。

引退コンサートの最後に

「皆さんが『幸せに』って言ってくれる言葉が一番うれしくて、

皆さんの心を裏切らないように、精一杯さりげなく生きていきます。

幸せになります。」

と言ってマイクを足元に置いた彼女は女性としての本当の幸せ・悦びがどこにあるのかを知っていたのだと思います。

どうすれば自分が、そしてパートナーが本当に幸せなのかを分かっていたのですね。

彼女が自分を照らすスポットライトを手放し、精一杯さりげなく彼のそばに居続けたからこそ、友和さんは長い間俳優として活躍することが出来たのでしょう。

彼の才能が活かされ、うまくいくのを自分の手柄にしない

彼の才能が活かされ、うまくいくのを自分の手柄にしない。

自分の手柄さえ彼の手にゆだねる。

私はこれこそがファーストレディの究極の美しさだと思っています。

夫婦は二人で一つです。

女性の在り方で男性の価値は左右されるし、男性を見れば女性の器が分かります。

女性が自分の手柄を手放せば手放すほど、男性は輝き、男性が輝けば輝くほど、ほっといてもパートナーの女性の価値はあがってしまうものなのです。

友和さんは30代の時に仕事が激減したときがあるのだとか。

その時も百恵さんははっぱをかけるでもなく、「なるようになる」って変わらず居続けたのだそうです。

「ずっと変わらずにいてくれるってありがたい」と友和さん。

そう、人生いろんな時があります。

うまくいってる時も、壁にぶち当たるときも、いつも変わらず彼と一つであり続ける

二人の間に境界を作らない在り方

彼の世界において、自分の影響力を知って行動している

これは三田寛子さんと通じるところでもありますね。

パートナーがどんどん幸せになるあなたの仕事の在り方

今日は芸能界を完全引退して、専業主婦に徹している百恵さんを取り上げましたが、私は決して専業主婦だけがいいと言っているわけでも、女性が仕事を持つことを否定しているわけでもありません。

専業主婦でいることもとっても幸せなことだし、私も主婦である自分が一番好きです。

でも実際は「女性の在り方をお伝えする」というお仕事もしているわけですが、このレッスンを始める以前と今ではまったく在り方が変わっていたことについ最近気づきました。

以前は男性性を振りかざして主人とすら張り合い、一人で戦っていた私ですが、今私は主人と一緒に仕事をしています。

二人の役割は全く違うし、一緒に仕事をしていても同じ舞台に立っていないので、一見誰も気づかないでしょう。

でも私は主人の腕の中で守られて仕事をしていて、私がうまくいくと彼の自己重要感、社会的価値がどんどんと上がるシステムになっています。

だから彼は私がうまくいくことを全力で応援してくれる・・・いえ、なんならあれもこれも率先してサポートしてくれたりもするのです。

わたしがうまくいくことが彼自身の成功でもあるから。

この状況になって改めて思うのは、私は仕事で手柄や報酬が欲しかったのではなく、主人から全力で応援され、愛されて、女性らしいエネルギーでお役目を果たしていく喜びが欲しかったのだなーということ。

で、手柄も報酬も手放して、すべて主人にゆだねてみたら、結果、愛も豊かさもさらに、さらに大きくなって、全部舞い込んでくるのだと知りました。

百恵さんの例でもそうですが、夫婦が同じ舞台で仕事をするのはファーストレディ的にはあまりお薦めではありません。

自分はそんなつもりでなくても二人のエネルギーバランスが崩れやすくなるから。

同じ舞台に立つのではなく、男性の大きな懐の中に入りこんでしまえば、パートナーの男性性も、私たちの女性性も成長し、成熟し、共に世界に貢献してくことができるようになるのです。

ファーストレディレッスンでは専業主婦の方たちの素晴らしさはもちろん、パートナーがどんどん幸せになるあなたのお仕事の在り方についてもお話していきたいなと思っています。

東京クラスは今週末(金・土)が開講です!!
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