先日、名古屋レッスン最終回後のランチの時に「真理さんが憧れる女性って誰ですか？」と聞かれました。

もちろん、身近にもたくさん憧れる女性はいますが、個人的な知り合いだと皆さんイメージできないですよね。

そこで私がお答えした有名人は三田寛子さん。

昨年10月に東京で始まった彼女の旦那さま、中村芝翫さんと3人の息子さんたちの約一年かけた襲名披露興行は今年の12月の京都でゴールを迎えるそうです。

皆さん覚えていらっしゃるでしょうか。

この襲名披露講演が始まる直前の昨年9月に旦那様と30代の芸子さんとの不倫が発覚したのを。

この時の彼女の対応はメディアでも神対応と言われましたが、まさに私が描くファーストレディ的対応でした。

いろんな意見があるとは思いますが

彼女の立ち振る舞いは妻としての立場、役割はもちろん、彼が生きている世界のルールの中での自分の役割、影響力をちゃんと理解されています。

それでいて出来る女を気取ることなく、普段はふんわりした天然キャラで、周りの人に支えられての自分だという立ち位置で存在している。

うまくいってることを自分の手柄にしようとしない、つまり「認めて！」「褒めて！」って戦ってないんですよね。

そういう彼女の在り方が周りの人の力や喜び、価値を引き出しているんだなーと思うのです。

どんなときも旦那様を下げない在り方

大雨の中、たくさんの報道陣を前に旦那さんの不倫について謝罪する寛子さんの姿にはとても心を打たれました。

「浮気するなんてひどい！」

「こんな大事な時期になんてことをするの！！」と言うのは簡単です。

でも彼の立場、影響力を知っているからこそ一般論なんか完全無視で、彼と自分を一心同体とみて、彼のことを一切悪く言わず、誰のことも悪者にせず、優しく毅然とした態度ですべてを丸ごと包み込んだんですよね。

「夫婦で今まで長年支えあって頑張ってきましたが、まだまだ主人も私も至らない点が多々ございまして・・・

今一度夫婦で立ち返って考える時間というものを神様に与えていただけた。これから地に足をつけて頑張って進んでまいりたいと思います」

こんなこと言われたら誰もが黙ってしまうでしょう。

彼女は自分と旦那さまの間に境界を作っていない。

だれも敵に回していないのです。

こんな状況でありながら旦那さまの価値を絶対に下げない在り方ってまさにファーストレディだと思います。

たとえ世界中が彼を批判し、攻撃したとしても私だけはいつも彼の隣で一心同体となって寄り添っていく。

その在り方こそが本当にピンチの時にも彼の底力を引き出していくのではないでしょうか。

うまくいってるときにニコニコそばにいることは誰だって出来るもの。

失礼ながら、同じ旦那様の不倫でも、最近話題になった松居一代さんの対応とはずいぶん違いがありますよね。笑

もしあなたなら、何かトラブルが起こったとき、裏切られたと感じるとき、そんなピンチの時でさえ、自分とパートナーは一つだと思えるでしょうか？

繋がっていると思えるでしょうか？

やっぱり最終的には自分自身

・・・これは思おうと思って思えるものではありませんね。笑

こんな風に思えるようになるには、実は自分とのパートナーシップをどこまで深く築けているかがベースになります。

自分に対する絶対的信頼は、自分を包む世界に対しての絶対的信頼でもあります。

どんなときも完璧で最高にうまくいっているのだということ、どんな出来事もベースにはいつも愛が存在することを信頼できると

ピンチの時でさえ、自分とその世界の繋がりを感じることが出来るから、安心してゆだねられるのです。

そしてファーストレディレッスン　おうち編では「家を整える」ということを通して、この自分とのパートナーシップを築いていきます。

芦屋のプレレッスン、まだ間に合います。

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あなたにお会いできるのを心から楽しみにしております。

青山 真理

2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。

その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や

暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。

2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、

生きとし生けるものが幸せに暮らす大和の智慧を、日々の暮らしに取り戻す「やまとごころ講座」をお伝えしています。