レッスンやセッションの中で
「もともと主人のこと好きで仕方ないとか、運命の人だって思って結婚したわけじゃないんですよね。お互いそろそろ結婚かなって思ってた時期に付き合ってたから何となく・・・」とか
「この人と結婚しなかったら、今後私のこと好きって言ってくれる人、もういないかもしれないって思って」とか
「結婚相談所を通して知り合ったから、嫌じゃないし、まぁいいかなーって思ってたらあれよあれよと結婚が決まって、なんかよく知らないままに結婚しちゃったから・・」とか
「消去法で選んだんです。嫌な条件が少なかったから。・・・そう、私、彼のことが好きというより、条件で選んだんです・・」とか
「運命の人だと思って付き合ってた彼と別れてしまって、彼じゃなかったらもう誰でも一緒かなと思って、たまたまその時側にいた今の主人と結婚したんです。」とか・・・
要するに、「今のパートナーは大恋愛の末に結婚した運命の相手じゃない」っていう話をよく耳にします。
その言葉の奥には「そんな相手だから今更パートナーシップを築こうと思ってもうまくいかないんじゃないか」っていう諦めや「うまくいかなくても仕方ない」っていう言い訳が隠れていたりします。
運命のパートナーかどうかは自分の在り方次第
でもね、私はどんな出会い方をしても、どんな状況で選んだとしても、自分の在り方次第でどんな相手も「運命の人」になるんだと思うのです。
実はずっと「理想的なカップルね」と言われてきた私たち夫婦はどんな占いで見ても、相性は最悪!!笑
彼との結婚をすごく悩んで弱気になっていた時、もう自分の直感も感じられなくなって、手当たり次第にいろんな占いに行きまくりました。
(普段は人の言うことなんて聞かない頑固な私がこんなに占いに頼っていたのは、後にも先にもこのときだけ。それくらい主人との結婚だけは自信がなかったんです)
これだけ数みてもらったら一人ぐらい「良いパートナーですよ」って言ってくれると思ったのに。
そしてその一言が聞けたら結婚しようって思ってたのに。
行けども行けども「絶対にやめておいた方がいい」と口を揃えて言われる始末・・・絶望的・・・
相性は最悪。しかも嬉しくない条件が山盛り。
何一つこの結婚を応援してくれるものはなく、私の気持ちも置いてけぼりのまま、勢いで押し切られて一緒になったせいもあり、結婚してからも正直ずっと「本当にこの人だったのかな?」と思っていました。
「私の運命の人は本当は他にいたんじゃない?」って。
でもね、今は間違いなく彼は私の運命の人であり、本来の私を生きるために欠かせないパートナーなのだと実感しています。
それは3年前、「本当は『この人は最高のパートナーだ』って思える人生がいい!!」っていう自分の本音に気づいて、「そうなる!」って決めたから。
それまでは自分でも気づいていなかったけど、「運命の人じゃない方が都合がよかった」んです。
何かよくないことが起こると、「それもこれも、みんな彼が運命の人じゃないからこんなことになってるんだ!!」って私が大変なのは全部彼のせいにすることが出来たから。
自分に都合の悪いことは見なくてよかったんです。
でも、「この人は最高のパートナーだ」って思える人生と、「この人は運命の人じゃなかった」っていう人生と、どっちの人生を生きたいの?って思ったときに、本当は「最高のパートナーと最高の人生を生きたい!!」っていう自分の本音に気づけて、「そう生きる!」と決めたんです。
そしてそう決めたから、なぜ彼でなくてはならなかったのかということが見えてきたし、今まで嫌だと思っていたことが全て今の私を育ててくれていたのだと感謝の気持ちで受け入れられるようになっていきました。
そう、ようやく誰かのせいにする人生ではなく、本当の自分の人生を生きれるようになったのです。
運命の人は棚ぼたのように降ってくるものではなく、自らが「こう在る」という思いをもって生きた時にそのように開かれていくもの。
私たちはいつも、自分の望む人生を生きることができます。
さあ、あなたが本当に望むのはどんな人生ですか?
2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。
2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、
生きとし生けるものが幸せに暮らす大和の智慧を、日々の暮らしに取り戻す「やまとごころ講座」をお伝えしています。