昨日から新しいテキストを使って芦屋中級クラスが始まりました。
オンラインクラスは来週からスタートです。
初級では家を通して、中級では人間関係を通して自分を見つめていきます。
「考えて書く」のではなく「感じて書く」
中級初回の課題はご主人や子供など家族に対して思っていることを書き出していくこと。
自分がよく言う言葉や、言われる言葉なども書いていきます。
書くときのポイントは言葉を選ばず、思いつくままに書くことです。
乱暴な言葉になっても構いません。
こういう書き出しのワークってたくさんありますよね。
でも実は私、以前はこのワークすごく苦手だったんです。
だけど変わりたくて、何かに気づきたくて、必死で頭をひねって書いていましたが、何回やってもあまり効果も気づきもありませんでした。
頭で考えた答えだったし、上っ面だったからです。
おうちレッスンでは、「動くおうち瞑想」をしながら書き出すワークをお勧めしています。
「動くおうち瞑想」とは、掃除などの単純な繰り返しの作業を無心になって行なうことで「自分自身」「今ここ」に意識を向けることです。
先の予定や晩御飯の献立など、よそ事をを考えながらする掃除のことではありません。
無心になって意識を「今ここ」に集中させると、感覚がとても鋭くなります。
そして、普段なら見落としてしまいがちな自分の内側にある感情や思いに気づきやすくなるのです。
そうやって動くおうち瞑想で気づいたこと、湧いてきたものを書き出していきます。
「えーっと…」と考えないと出てこないことではなくて、内側から溢れてくるものを頭で整理したり、丁寧な言葉に置き換えたりせずに湧いてきたままに書き出すのです。
動くおうち瞑想で感じる力を育てる
今までいくらやってもうまくいかなかった私が、書き出すことでいろんな気づきを得られるようになったのは、毎日繰り返し動くおうち瞑想をすることで日々の生活の中の小さな違和感、小さな変化に気づくことができるようになっていったからです。
「夫婦関係で悩んでいるのだから、掃除はいいので中級から受けれないですか?」と聞かれることがありますが、どんなお悩みであっても動くおうち瞑想からするのはそのためなのです、
自分の心の根っこにあるものをしっかりを見つめなくては、どんな物事の本質も見えてきません。
おうちのことをすっとばして次に進んでも、結局はまたそこに戻ってきてしまうのです。
おうちや日々の暮らしは私たちの人生の基盤です。
その基盤をなくして真の愛と豊かさに満ちた人間関係は築けません。
一時的に築けたと思っても、ちょっと強い風が吹いたり大雨が降ればあっという間に崩れ落ちてしまうでしょう。
この中級クラスでやっている書き出しも、定期的にやることが大切です。
この書き出しをもとに、来月からはどうやって自分を見つめ、自分で自分の人生を描いていくのかをお伝えしていきます。
私もクラスの皆さんと一緒にまた書き出しそう♪
レッスンするたびに私自身もまた自分と向き合うチャンスをもらえることが本当にありがたく、嬉しいのです♡
予告:レッスン体系が変わります。
今年2月にレッスン名も元に戻り、テキストも新しくなりました。
より深く自分と向き合い、共に成長していけるレッスンになるようにレッスン体系も見直し中です。
より充実した内容でお届けできる予定です。
詳細はまた改めてご案内させていただきますね。
いつもありがとうございます。
2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。
2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、
生きとし生けるものが幸せに暮らす大和の智慧を、日々の暮らしに取り戻す「やまとごころ講座」をお伝えしています。