青山真理 公式ブログ

どんな時も私にとっていいことだけが起こっている

今レッスンを受けている方の中で何人か「うわ、最悪!絶望的!!」という状況に立っている方がいます。

でね、それを聞いたときに私は「チャンス到来!!」と思うわけです。

いえ、不謹慎なわけではなくて。ほんとに。

不幸な出来事は本来の姿を取り戻すために起こる

もちろんね、本人にとって今、たまらなく苦しい状況なのはよーく分かります。

だって、状況は違えど、私自身も 何度も 何度も 苦境に立たされてきましたから。

でもね、本当に苦しかったどのシーンを振り返ってみても、その出来事によって、いつもその後の人生が好転してきているのです。

そして、そんな経験を重ねるごとにだんだんピンチをチャンスに転換するのが上手くなってきたなと、自分の成長も感じています。笑

「絶対うまくいってるなんて思えない!!!」っていう悲しみと絶望の中でも、心のどこかで分かっているのです。

その一見不幸な出来事は、積み重なった歪みを本来のバランスに戻すための地震のようなものなのだということを。

破壊されたように見えて、そこから新たに生み出されるものは想像をこえていきます。

古い体制からはとても創造しえなかった世界が広がっていくのです。

人生の最大のギフトは最も汚い紙くずに包まれて贈られてくる

「賢者の石は排泄物の中にある」

「イアオニードルは糞の山でできている」

「賢者の石」とは鉛(卑金属)を金(貴金属)に変えたり、魂をより高次元な存在に変えるために錬金術師たちが追い求めた霊薬、つまり「とてつもなく価値のあるもの」であり、

イアオ・ニードルもハワイのマウイ島にあるイアオ渓谷にそびえたつ聖なる自然の祭壇であり、古くから巡礼の地でもあります。

イアオ・ニードル

そんな人々の魂が探し求める聖なるものが、「排泄物=糞の中にある」というのは

「あなたの魂が本当に求めているものは、

一番受け入れがたい、できれば関わりたくないと思う出来事や経験の中にこそ隠されている」

ということを言っているのです。

人生の最大のギフトは最も汚い紙くず(最悪!絶望的!と思う出来事)に包まれて贈られてくる

1番嫌な状況に陥った時こそ、本当の意味でのチャンスやギフトを手にしています。

私にとっていいことだけが起こっている

何か悪いことが起こった時に「バチがあたった」「自業自得だ」という人もいるけど

私たちは 間違えることも 罪を犯すこともなくて

そもそも 起こる物事に善も悪もなくて

何か障害のようなものがくるときは、ステージアップする時期に来た時、成長する力がついた時。

目の前のピンチをチャンスだと見極める力、手にする勇気があるのかを試されているだけ。

シャボン玉

たとえ自分は自信がなくても、与えられるタイミングは完璧で、寸分の狂いもないのだから

ただ目をそらさずに「私にとってベストなことだけが起こっている」と受け入れれば、 必ず超えられます。

一見いいことであっても、悪いことであっても、私に必要なものだけが一つ残らず与えられていて

絶望的に思えたトンネルを抜けた時に 見えるその景色の美しさ、その完璧さに いつも心が震えます。

「どんなときも 私にとっていいことだけが起こっている」

どうぞ あなたも 唱えてみてくださいね。

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