昨日、京都で上演されている劇団四季の「ノートルダムの鐘」を観に行ってきました。
先月のレッスンの時、このミュージカルを見た生徒さんが「ネタバレになっても大丈夫?」と言いながら、どんなメッセージが込められているのか、彼女がどんなことを感じたのかなどをシェアしてくれました。
ハイヤーマインドの粋な計らい
私は「事前に聞いてても十分に楽しめるから大丈夫ー♪」と思っていたんだけど、なんと彼女から聞いたことをすっかり忘れてしまったんです。
話を聞きながら「なるほどー!」と思ったのも覚えているし、その時自分なりに感じたこともあったはずなんだけど、何に「なるほど」と思ったのか、何を感じたのかまったくもって思い出せない。笑
普段いろんなことをすぐ忘れてしまう私ですが、こういう話だけはぜったい忘れません。
なのに、まるで忘れさせられたかのようにすっぽり記憶が抜けてしまったのです。
忘れたからこそ感じられたこと
そんなこんなですっかり忘れてしまったからこそ、感じたり気付けたりすることがありました。
不平等で、理不尽な宿命を背負って生きてきた人たち。
でも「きっと未来、人間はもっと賢くなって、互いの違いを認め合って、愛を持って平和に生きる時代が来ると信じている」と歌うシーンがあります。
でもそこでハッとしました。
「本当に?」
このミュージカルの時代背景は15世紀末のパリです。
そこから何百年という時を重ね、いくつもの世代を超えて、今を生きる私たちは本当に賢くなって平等で平和な世界を作れているかしら?
地上に居ながらにして天国を味わう
ちょうどこのミュージカルを観に行く数日前に、テキストのイラストを描いてもらっている友人たみのともみちゃんの「彩龍&約束のときZEROのランチパーティー」に参加してきました。
ともちゃんが「この場自体をZERO=魂の源の世界 にしたい」と企画してくれたそのパーティーでは、この地球上での人生を終えて魂の源に帰り、どんな人生だったかを報告するというドラマワークをしたり、みんなで踊ったり、歌ったり、楽器を奏でたり、絵を描いたり…
それぞれが自由で、あるがままの自分で魂を震わせ、共鳴し合うという体験をしました。
そのとき、あんまりにも幸せで、みんながとっても愛おしくて、ただただ嬉しくて「ああ、私は天国にいるのかな」と感じたんです。
きっと天国ってこんなところ。
ただただ、ともに存在することが嬉しい。
触れ合うこと、共鳴し合うこと、笑い合うこと、与え合うこと、喜び合うこと・・・
私は今、地上に居ながらにして、天国にいるみたいだって。
でも今私たちがこんなふうに天国を味わっている同じ地球上で、孤独で、不自由で、抑圧されて、奪われて、うずくまって泣いている人たちがまだたくさんいる。
私が感じているこの喜びに満ちた、優しく美しい世界が一部の人たちだけのものではなく、世界中の人たちの心に広がっていくように・・・
心からそう思ったんです。
生まれる前の約束を思い出す
そして「ノートルダムの鐘」を観た時、「ああ、そうか。私たちはこの地上に天国を作りたくて生まれてきたんだ」って気づいたのです。
生まれる前にした約束を思い出したのです。
きっと私の魂も不自由で、争いの絶えないいくつもの時代を生きてきたことでしょう。
そして「今度こそ地上を天国にしたい」って思って、そうなんども約束して生まれてきたんじゃないかって。
男も女も、大人も子供も、国の違いも超えて、動物も、植物も、見えない世界も、ありとあらゆるすべてのものが互いを認め合い、生かしあい、喜び合い、与え合い、愛を持って共存するそんな世界を作りたくて、いのちのバトンを脈々と繋いできているんじゃないかなって。
きっとすべてのいのちがそれぞれの時代、立場、役割で天国を作ろうとしてるんだと思うのです。
それには一人一人があるがままの「自分を生きる」こと。
ともちゃんのパーティーで「ここは天国だ」と感じたように、世界中の一人一人があるがままの自分を表現し、互いに認め合って生きた時、そこはまさに天国になるのです。
本来の姿に戻る「しあわせおうちれっすん」
もう一つ、このミュージカルは「何が人を怪物に変え、何が人を人たらしめるのか?」というメッセージを投げかけています。
見た目でみんなから怪物と言われるけれど清らかな心を持つカジモドと、社会的に立派だけれど怪物のように狂気じみていく聖職者フロロー。
フロローを怪物にしたのは寂しさ、悲しみ、怒り、嫉妬、欲望…
そういった感情が取り憑き巨大化した時に人は怪物になるのです。
でもどんな感情ももともとは愛(光)から生まれたもの。
あるがままの本来の姿に戻れば神聖さを取り戻すことはできるのです。
その本来の姿を忘れてしまっているからなかなか戻れないんですけどね。
でもちゃんと帰り道は自分の中にあります。
しあわせおうちレッスンでは、おうちを通してその帰り道を見つけ、本来の自分に帰っていきます。
それは「今自分のいる場所を天国にする」ということです。
地上を天国にするには、まず今自分がいる場所を天国にすることからだから。
小さな小さな一歩かもしれないけれど、私がおうちレッスンを伝え続けていきたいと思うのは、「地上に天国をつくる」と決めてきた約束のためだったんだと思い出したともちゃんのパーティー&ミュージカルでした。
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11月21日(木) 10:00~12:00
11月27日(水) 10:00~12:00
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12月3日(火) 10:00~14:00 残席2名様
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11月19日(火) 満員御礼
☆志賀明子先生のミキのワークショップ 2020年1月9日(木)満員御礼
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