青山真理 公式ブログ

愛と豊かさが舞い込むパートナーシップ

理想の夫婦はまさかの仮面だった!?

この1、2ヶ月、激動の日々であれこれ大忙し。

パートナーシップも大きく変わりました。

特に主人は周りから「別人っていうくらいに雰囲気が変わった!!」と言われています。

確かに一番そばにいる私から見ても、全然違うー!

それについてはまた別の機会に書くとして・・・

理想の夫婦はまさかの仮面だった!?

先日出会った方に「レッスンでは真のパートナーシップを築いていくことを伝えている」と話したら、「じゃあ、もともと夫婦仲は悪かったんですか?」と聞かれました。

いいえ。

実は、レッスンをする以前も周りからは理想の夫婦だと言われていました。

まだ子供達が小さかった頃は、毎朝子供を抱いてマンションのエレベーター前まで送っていき、夕方にはマンション下の公園で子供達を遊ばせながら帰りを待ち、帰ってくる姿が見えると子供達と一緒に走り寄って迎えたりしていました。

主人が帰ってくるのが楽しみだったんです。

今日一日どんなことがあったのか、何が嬉しかったのか、些細なことだけど、そんな話をする時間が好きだから。

どこに行くのもたいがい一緒だし、二人で過ごす時間も大切にしていました。

そんな様子を毎日のように目にしたり、話に聞いたりするので、近所の人からも友達からも

「いつも本当に仲がいいよね」

「すごく愛されてるよねー」

「真理ちゃんはいつもご主人が一番だもんね」

独身の若い女子たちも「真理さん夫婦みたいになりたい!その秘訣を学びたい!」とよく家に遊びにきてくれたりしていました。

でも、そう言われるたびに何故か心はざわつくのです。

「いや、そんなことないんだけど・・・」

何故そんな気持ちになるのか分からないけど、私の深い、深い内側から「違うの、そうじゃないの」って声が聞こえるのです。

でも実際、言い争いもしたことなく、本当に仲も良かったし、そんな自分の声に「理想の夫婦ってきっとこういうものよ。」と言い聞かせていました。

でも、違ったんです。

私の内なる声の意味が今なら分かる。

あの時の私たちはまだ本音で結ばれていたわけではなかったと。

二人とも全く自覚はなかったけど、これこそまさに仮面夫婦だったのかもしれません。

本音を伝えることを諦めていた

言い争いにならなかったのは、ならないようにしていただけ。

「こう言えば相手は嫌な気持ちになる。怒る。」って分かっていることは敢えて言わない。

「相手を傷つけたくないから。嫌な思いさせたくないから」って言いながら、何より自分が傷つきたくなかったし、嫌な思いをしたくないから怒らせるようなことは言わなかっただけ。

意見が違うときも、「このぐらい些細なことだし、言えば気まずくなるから黙っていよう。こう言っといたら機嫌はいいんだから」と。

些細じゃないと思う時でも、「ここで私が我慢さえしておいたら大ごとにはならないから」ってわざわざ事を荒立てるようなことはしなかったし、言わなかった。

自分の本音を伝えることを最初から諦めていたんです。

でもその時は諦めているとは思ってなくて、それどころか、彼の性格を知ってうまくやっているんだとすら思ってました。

本当の自分を生きる

でも、そうやって自分をごまかしながら生きていくと、いつしか本当の自分を見失って抜け殻になってしまうのですね。

実際私は「仕事やめて掃除しないと離婚だ」と言われるほど抜け殻になってしまったのです。

でも掃除を通しておうちと向き合い出すと、自分の本音、本当の願いがだんだんはっきり分かるようになってきて、「今まで私は本当の自分を生きていなかった!!」ということに気づいていきました。

本当の自分を生きていないのに、人と愛や信頼を築いていけるわけなんてない。

「どうせ分かってくれない。」

「言っても否定されて、彼の正論で言い負かされるだけ。」

「彼には私の意見を聞き入れてくれるだけの器はない。」

自分というものがどんどん見えていく中で、私は彼自身のことも夫婦関係を「こんなもの」と見くびっていたこと、そこには本当の信頼などなかったのだと気づきました。

そして、私が望んでいるのは「こんなもの」な夫婦関係じゃない!!ってことにも。

そうやって自分の本音に気づいていったとき、身の回りで人間関係や多額のお金が動き、現実がどんどん変わっていく様子を目の当たりにして、「ああ、すべてがうまくいくための鍵は私自身なんだ」と分かったのです。

その鍵とは、「本当の自分」です。

まず自分の内にある「鍵=本当の自分」を見つけること。

でも鍵を見つけるだけでは現実は変わりません。

鍵があっても、それを実際鍵穴に入れて回さないと扉は開かないですよね。

気づくだけでなく、実際に行動することが現実を動かす。

「鍵を鍵穴に入れて回す」ということは、「本当の自分を生きる」ということです。

本当の自分を生きるとパートナーシップは変わる

そして本当の自分を生き始めたこの3年で私自身も、夫婦関係もどんどん変わっていきました。

(特にこの1、2ヶ月でさらに激変です!!)

今までは傷つきたくなくて主人に言えなかった自分の思いを伝えられるようになりました。

初めは怖かったし、実際そうすることで以前より主人を怒らせることが増えたかもしれません。

でも、本当の自分と繋がれば繋がるほど、主人が怒ろうが、機嫌が悪かろうが、傷つかないし、動じなくなっていったのです。

お互いに遠慮なく本音をぶつけあうことで、泣いたり、怒ったり、叫んだりすることもありました。

見方によっては以前の方が言い争いもなく仲良く見えるかもしれません。

でも、そうすることで、お互いに自分の内で疼いていた感情が引き出され、またそこで本当の自分の思いに気づいたり、もっと深いところで分かり合えたりするのです。

特に男と女は大切にしているもの、価値観、見ているものが違います。

だからちゃんと伝え合わないと相手の本当の愛は見えてこないのです。

今でも主人の思いを聞くたびに「そんなこと思ってたの!」ってびっくりしたりします。

でも「ありえない!!」と思うそんな彼の価値観や考え方、視点が、私には見えない世界を見せてくれる。

私には思いもつかないような言動で、私一人では切り開けなかったような未来へ連れて行ってくれたりするのです。

そしてそれはきっと彼にとっての私も同じ。

理想の夫婦と言われながらも、頭とその時の感情だけでしか繋がっていなかったあの時の私には到底想像もつかない世界だったなーと思います。

しあわせおうちレッスンでは、そんな真のパートナーシップを築いていくプロセスを、まずは「家を整える」というところからゆっくり一年かけて進めていきます。

私のレッスンはしばらく新規開講予定がありませんが、認定講師たちのクラスが随時開講していくのでまた改めて日程をおしらせしていきますね。

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