おうちレッスンを始める以前の私は完璧主義で、自分で自分のハードルをめちゃくちゃ上げているタイプでした。
なんでもできる自分でいたかったし、実際周りからそう思われることも多かったから、がっかりされたくなくて
「失敗しちゃいけない」
「人に頼っちゃいけない。自分でやらなきゃ。」
「まだまだ足りない。こんなことも、あんなこともちゃんと出来るようにならなくちゃ」
って、それはそれはしんどかったなぁ・・・
自分で自分を認められたら不安や執着がなくなる
だから約4年前に主人から「仕事なんてやめて掃除しろ」って言われた時はもう恐怖でしかなかった。
「これをやめたら私の居場所がなくなる。私が私でいられなくなる。」って。
完璧でいたかったのは、誰かに認めてもらいたかったから。
認めてもらえたら、自分の存在を赦せる気がしていたから。
でも掃除をして、家中のものと向き合って、本当の自分を取り戻していった時、「ああ、たとえ誰がいなくなっても、何もかも失っても、私は私さえいたら(自分を見失いさえしなければ)大丈夫なんだ。」って理屈抜きに思えた。
「完璧である必要がなくなった」というか、「どんな自分もひっくるめて、ありのままの私で完璧なんだ」って心底思えるようになった。
そうしたらね、あんなにやめられないと思っていた仕事をなんの未練も不安もなくサラリと手放すことができて、手放したらますます自分の価値が尊く思えるようになっていったんです。
何かを持てば持つほど囚われていく
でもその後、レッスンをスタートし、次々に生徒さんたちが来てくださり、会社ができ、事務局ができ、認定講師が増え、この数年でたくさんのものを持ち始めた時、また
「誰かの期待に応えないといけない」
「これぐらい出来るようにならなくちゃ。」
「私がやらなくちゃ」
「頼っちゃいけない」
っていう思いにとらわれるようになっていきました。
ああ…、人っていろいろ持つからとらわれていくんですね。
私、またとらわれてたー!!
でもね、人ってそんなものだと思うんです。
気づいても、気づいても、また同じ罠にハマっていたりする。
掃除してると「ああ、同じだなー」と思うんです。
掃除してもまた汚れていくように、自分を取り戻したと思ってもまたすぐ見失ったりする。
それが「営み」なんだなって。
生きているってことなんだなって。
しあわせおうちレッスンは人生のお守り
でも何が嬉しいってね、私にはおうちレッスンがあるってこと♡
レッスンは「迷わないこと」「見失わないこと」じゃなくて、「迷っても、見失っても、またちゃんと本来の自分に帰ってくる力」を育てています。
「ぶれちゃダメ」「間違えちゃダメ」って思いながら生きてたらいつも緊張するし、不安になりますよね。
でも「ぶれても、間違えても、迷ってもいい。ちゃんと私は帰り道を知ってるから」ってすごい安心感じゃないですか?
安心して迷っていいよ♡って。
帰る場所は知っている。
私に必要なものは、もうすでに「おうち」(=自分の内)にある。
どんなに迷っても、ちゃんと帰り道がわかるようになる「しあわせおうちレッスン」はまさに人生のお守りですよ♡
そんな人生のお守りである芦屋・青山 真理クラスのレッスンは9月20日(金)スタートです。
レッスンのことが詳しくわかり質問もできる1DAYレッスンはこちらから
2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。
2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、
生きとし生けるものが幸せに暮らす大和の智慧を、日々の暮らしに取り戻す「やまとごころ講座」をお伝えしています。