先日久々に会った友達が、会うなり「実は朝から主人にいろいろ文句言われてすごくブルーなの。もうこんなのばっかり嫌ー!」と叫びました。
お互いせっかく楽しいおしゃべりをしようと思って会ったけど、結局ご主人の話で終わってしまいました。
(彼女は別にアドバイスも求めていないので私はうんうんと聞くだけ。笑)
というか、こんなときに無理やり楽しい話に変えても結局は気になってしまって気分がのらないんですよね。
多分彼女はご主人の機嫌がなおるまでずっとブルーなままでしょう・・・
こんなときこそまず○○!!
内容は違っても、朝からこんなことってありませんか?
文句言われたり、無言だけど不機嫌だったり、何か聞いても怒ったように返事が返ってきたり・・・
その理由はそれぞれだと思うのですが、どんな理由であれ、まず共通してやってみてほしいことがあるのです。
それはね、家を居心地のいい場所にすること。
・・・っていうと、「片づけないとー!」と言う人がほとんどなのですが、
片づけると言っても、戸棚にまるごとぎゅぎゅっと押し込めばいいってもんじゃないですよね?
(以前の私は押し込んでたけどー笑)
片づけるためには、まず要るもの要らないものに分けて整理して、
要らないものは処分して、要るものは使いやすく収納場所を決めて・・・
ってすごく時間かかるじゃないですか。
もちろん最終的にはそれもするんですが、居心地のいい部屋づくりのためにすぐに取り掛かれるのは「掃除」です!
掃除って家が綺麗になるっていうだけの話じゃない
物を捨てたりする方が見た目分かりやすいんですよね。
で、そのほうがやった気になるし、すっきりするし、気づいてもらいやすいんじゃないかって思いませんか?
でもね、掃除って空間そのものの空気を変えてしまうのです。
目で見る以上の効果があるんです。
掃除の意味、具体的な方法はレッスンの中でお話しているのですが、まず一番簡単にできる空間のお掃除は窓を開けること。
「え、そんなこと?そもそもそれって掃除じゃないんじゃないの?」と思うかもしれませんね。
でもぜひ、空気のお掃除と意識して、朝起きたら一番に窓を開けて、新鮮な空気と朝の光をたっぷりお部屋に取り込んでみてくださいね。(暑くても寒くても関係ありません!)
物の整理から始めようと思うと、「時間がなくて・・・」と言い訳も出てくるけど
窓を開けて掃除することからなら今すぐにでも出来るでしょう?
どんな意識をもって掃除をするか。
これ、すごく大切だと思うのです。
それだけで掃除を通して見えてくる世界が変わってくるから。
もちろん窓を開けてから、さらに気の流れを変えるためのお掃除法はあるのですが(レッスンでお伝えしています)まずは最初の一歩が肝心!
そして見るべき世界を意識してお掃除を始めると、時間がなくったって片付けもしたくなってくるんです、最終的には。
そうなれば家が居心地のいい場所に変わっていくのは時間の問題ですね。
そして、ご主人が起きてきたとき、家に帰ってきたとき、そこがリラックスできる心地のいい場所であれば自然と心も体も緩むことでしょう。
実はそれだけで解決してしまう場合だって少なくはありません。
だってそのときには部屋だけでなく、あなた自身の在り方そのものが変わっているから。
不機嫌の原因が何であったとしても、
やっぱりそこから二人で話し合わないといけないことがあったとしても、
どうせ向き合うなら心地の良いリビングで話し合ってみませんか。
気が滞った部屋の中で話していたら、
そのイライラが相手に対してなのか、
自分に対してなのか、
はたまた片付いていない家に対するものなのかすら分からなくなってしまいますよね。
そもそもご主人がイライラしているのは
実はあなた自身がイライラしているからで
そのイライラの原因が家にあったりもするのです。
だって、家はあなたの意識そのものだから。
今目の前にある問題、どこから手をつけていいのか分からないっていう方は
まずお掃除から始めてみませんか♡
2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。
2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、
生きとし生けるものが幸せに暮らす大和の智慧を、日々の暮らしに取り戻す「やまとごころ講座」をお伝えしています。