先日レッスンが終わってから生徒さんがこんな話をしてくれました。
「いつもはレッスンの後にちょっとした仕事や予定を入れてたんだけど、それをやめることにしたの」と。
その心は?
「例えば、レッスン中に『そうだ!早速これ帰ってやってみよう!』と思っても、
その後に予定入れてると結局その日にできなくて、
次の日になったら少しその熱は冷めていっていて、バタバタしてるとそのままやるタイミングを逃してしまったりする。
だからその日にやりたいと思ったことができるように、予定は入れないほうがいいなと思って」
これ、本当にそうなんですよねー!!
「学んだことはその日のうちにアウトプットする、実践する」
これだけで学んだことがしっかり定着するんです。
料理は熱いうちに食べよう。(学んだことはホットなうちに実践しよう)
時間が経ったら冷めちゃうよ。(時間が経ったらやる気もなくなっていくよ)
ってことですね!
料理で思い出したけど、
そういえば私は以前、料理教室に通っていた時、習った料理を必ずその日の晩ご飯でもう一度作っていました。
私は1日に2回同じものを食べることになるんだけど、
先生と作った味がまだ鮮明に残ってるうちだと再現しやすいし
すぐに手順を振り返ることで、その後そのレシピの活用率がグンと上がるんです。
手順がすぐにイメージできるようになるから。
それがその晩に作れなくて日が経ってしまうと、だんだん作るのも億劫になっていって
なんとか重い腰を上げて作ってみても「こんなんだったかな?」と味もイメージもぼやけてしまう。
お料理だけじゃなくて、何事においても、その日のうちに実践、復習、アウトプット。
これって本当に大事ー!!
「もう、あと3回でレッスンが終わるって頃になって気づくのも遅いんだけど」って言ってたけど、
そこの気づきはめちゃくちゃ大きいし、気付いたら実際に「予定を入れるのをやめる」という行動してるのが素晴らしいですよね。
そんな彼女の言葉を聞いて、私も最近、予定が詰まりすぎてゆとりがなくなっていたなーと気付いたので、習ったことをその日のうちに実践できるように、いろいろ見直そう!
いつも生徒さんとの会話の中には私自身へのヒントもいっぱい溢れてる♡ありがたいなー♡
ぜひあなたも「なるほどー」「いいこと聞いたなー」で終わらせずに、何事もその日のうちにアウトプットしてみてくださいね♪
2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。
2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、
生きとし生けるものが幸せに暮らす大和の智慧を、日々の暮らしに取り戻す「やまとごころ講座」をお伝えしています。