今、大きな変化の時を迎えられている方も多いんじゃないかな?
私もその流れに乗ってなのか、久しぶりの大きな転換期を迎えています。
その始まりはまた主人の一言でした。
彼、どんだけ私のキーパーソンなん!?笑
7月26日。
女神フォト撮影を終えて次の撮影内容も考えながらウッキウキだった私が寝ようとしたその時!!
「あのさ、ちょっと話があるねんけど。
サロン閉めて、そろそろ家に帰ってきたら?」って!!
どういうことー!?
今のサロンにお引っ越ししたのは去年の9月。
ようやく一年を迎えるタイミングに何の話!?
「閉めないし!これからも続けるし!なんでそんなこと言うん!?」と憤慨しながらベットに入った私でしたが
ふと夜中に目が覚めて、その瞬間
「私、本当は家に帰りたい」と湧いてきたのです。
え!?家に帰りたいの!?
もう一度、今度ははっきり
「私、家に帰りたい。この家に帰ってくる!」と言葉にしたら
さらにお腹から胸が熱くなって一気に涙が溢れてきたのです。
えー、そうだったの!??
それに気づいたら、家に帰れることが嬉しくて、嬉しくて、涙が止まらなくなったのです。
なにこれ!!
一体なにが起こってるの?
実は私が一年前にサロンを引っ越したのは息子たちのことがあったからです。
次男は上京してやりたいことをするために色々準備をしていて、
長男は子供の頃からのアトピーが悪化して寝たきりの状態になっていました。
学校も通えなくなり、就職活動も出来ず、家から出られない。
そんな彼らにとって、私が家でお客様を迎えて講座やイベントをすることは
精神的にも実生活の面でもすごくストレスだったのです。
それもあって、軽い気持ちで物件を探してみたら理想通りのところが見つかり、
とんとん拍子でお引っ越しが決まったのでした。
でもそれから1年。
次男は上京し、
長男はあんなに酷かったアトピーが良くなり、春には就職も決まりました。
気がついたら誰も家に居なくなっていたのです。
サロンは私の好きなものだけで埋め尽くされていて、
生活をしているわけではないから手入れも楽で、綺麗をキープできる。
でも違うの。
ここじゃないの。
私の根っこは私の暮らしの中にある。
私にとっての本当のパワースポットはやっぱりお家なんだって。
命を育む場所。
暮らしが根付く場所。
そこに私の本当の喜びと幸せがあるって。
ということで決めたら行動の早い私はお盆までにはお引っ越しを済ませ、
今はご機嫌でお家で暮らしています。
あのね。
うちの和室にはテーブル型の火鉢があってね。
冬の寒い朝一番に縁側で炭を起こすんです。
ガスや電気みたいにパッとついてパッと温まるわけじゃなくて
じっくりじっくり炭が赤くなっていくのを見る時間が
「今日も新しい1日が始まるな。ありがたいな。」ってしみじみ幸せで、大好きなんです。
サロンにお引っ越ししてから、昨年の冬は一度も炭を起こすことがなくてね。
そんなゆとりがなかったんです。
でも私の心の豊かさってそんな時間の中にあったよね。
それが命が喜ぶ時間だよねって思い出して
今年はまた火を起こすぞ❤️って楽しみで仕方ないのです。
まず一つ目の手放しはサロン。
そしてまだまだ私の手放しは続くのですが、長くなったので今日はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。
2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、
生きとし生けるものが幸せに暮らす大和の智慧を、日々の暮らしに取り戻す「やまとごころ講座」をお伝えしています。