先月2月26日に花空エリちゃんのライアー演奏会&個人セッションをフィオーリで開催したのですが、その日から想像もしていなかったような出来事が起こり始めました。
演奏会に予約していた方が、直前になって来れなくなり、一人分空きが出ました。
すると音楽好きの主人が「その日、夕方まで予定が空いたんだけど一緒に聞いてみようかな」と。
ライアーについて何も知らないまま参加することになった主人でしたが、体験すると「これはすごいね。あなたもライアー弾いたら?似合うと思うよ」と言い出したのです。
実は6年ほど前からライアーの存在は知っていました。
息子のアトピー治療や発達について調べていた時、治療に使える楽器として偶然知ったのです。
一瞬で弾いてみたいと思いましたが、とにかく「値段が高い」「制作のために5日間ほど家を空けないといけない」、そして何より「ライアーがどういうものなのかを説明できない」ということで主人を説得できる自信が全くなく、見なかったことにして諦めてしまいました。
当時はそこまで広まっていなかったので普段目にすることもなく、いつの間にかその存在も、諦めたことも、すっかり忘れていました。
去年初めて花空エリちゃんがライアーを弾くのを見たときにも、「もしかしてあの時のライアーはこれなのかな?」と思いながらもまだ忘れたままでした。
それが主人の「あなたも弾いたら」という言葉を聞いた瞬間「そう!私弾きたかったの!」と思い出したのです。
その日の晩、彼から改めて「弾きたいなら好きなタイミングで作りに行っておいで。そして俺の隣で奏でて。」と言われ、「彼が応援してくれなかったらライアーは弾けない」と思いこんでずっと封印していた願いが、その言葉で解き放たれたのです。
その時ふと3月22日に作っているイメージが湧いてきたのですが、問い合わせてみると5月に阿蘇でワークショップがあるとのこと。
「3月ってイメージが出てきていたけど、5月の阿蘇、きっと最高に気持ちがいいだろうな。それがいい。5月なんてあっという間だわ。あとはどのライアーを作るか決めるだけ♪」
そう思っていたら、奇跡的なご縁で実際にライアーの音を聞いて選ぶサポートをしていただけることになり、ライアーが決まるとさらに思いもかけない流れで3月22日〜25日に制作することが決まったのです。
ライアーは本来ならドイツから送られてくるのですが、ちょうど私が作ろうとしている型が日本にあったこと。
講師の方たちとの予定がぴったりと合ったこと。
(合わない日があったのですが、元の予定が次々にキャンセルになり、最終的に全ての日程が一致したのです。)
まるでライアーが導いてくれるように様々な条件をクリアして、19日から前彫りが始まりました。
出会う前から繋がっているのは人間同士だけじゃない。
このライアーは私の手を通して生み出されるのを、私はこのライアーを生み出すのをずっとずっと待っていた。
やっと出会えた。まさに今このタイミングだったんだ。
見えない力に応援され、導かれているときって、本当に追い風に乗って船がぐんぐん進んでいくみたいな感覚になる。
数日後、この子はどんな産声をあげるのかな。
とっても楽しみ。
また出来上がったら、鳥肌が立つくらいのドラマティックなストーリーと共にこの子の声をお披露目したいと思っています。
ぜひ聞きにきてね♡
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2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。
2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、
生きとし生けるものが幸せに暮らす大和の智慧を、日々の暮らしに取り戻す「やまとごころ講座」をお伝えしています。