「夫婦円満の秘訣は奥さんがご機嫌でいること。」
これはレッスンの中でいつもお伝えしていることなのですが
「ご機嫌に過ごせるようになってきたけど、やっぱり主人は変わらないんです。」
というのをたびたび耳にします。
このパターン、よく話を聞いてみると、意味を少し履き違えていたり、ポイントがずれていたりします。
私が言うご機嫌って「美味しいもの食べて幸せ」とか「素敵な場所に行って満たされた」とか「大好きな友達を会って楽しかった」とか、そんな表面的なことを言っているわけではありません。
もちろん、自分は何が好きなのか、どんなことが自分の気分をよくするのか、そういったことを具体的に知ることも大事なことです。
でも、もっと大事なのはそのご機嫌の土台にも目を向けているかってこと。
たとえば「美味しいものを食べて幸せ」っていうのも、その食事を作ってくれる人がいて、その食材を育ててくれている人がいて、その食事のお金の出どころは旦那さんだったり、もし自分で稼いだお金であっても、そのお金をあなたに払ってくれた人がいたり、あなたが働けるよう支えてくれている旦那さんがいて・・
あなたの幸せはそんなたくさんの人たちの存在のおかげですよね。
そしてその一番身近な存在が旦那さんです。
たとえ自分の選択が自分をご機嫌にしているのだとしても、それはベースに周りの人はもちろん、なにより旦那さんの存在があってこそ。
「あなたがいてくれるから私はこんなにも幸せだよ」という在り方のもとご機嫌でいること。
それが私が言う本当のご機嫌です。
そんな気持ちでニコニコしていたら、旦那さんも喜んで、元気になって、一層あなたをご機嫌にし、喜ばせてくれるでしょう。
それが夫婦間の愛のエネルギー循環ですね。
ずっと向き合っているのになかなか夫婦関係がうまくいかないなという方は、思いがけないところで勘違いをしていたり、ポイントがずれていたりするからかもしれませんよ。
「それ私かも!」と思った方はぜひレッスンにお越しくださいね。
2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。
2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、
生きとし生けるものが幸せに暮らす大和の智慧を、日々の暮らしに取り戻す「やまとごころ講座」をお伝えしています。