しあわせおうちレッスンの終了時間は13時〜13時半なのですが、(10時スタートのクラスと10時半スタートのクラスがあるので)ちょっと延長してしまうと14時近くになることもあって、みんなお腹がぐーぐー鳴るんですよね。笑
そこで、最近は休憩時間にお味噌汁とおむすびをお出ししています。
だって、お腹が空くとみんな一気に集中力が落ちるから!笑
お味噌汁はすっぴんの私!?
ランチを用意するとなると、ランチの準備や食べるのに時間がかかってレッスンの時間が減ってしまう。
ただでさえ時間がたりないくらいなのに、それは困る。
それにお腹がいっぱいになりすぎると眠くなる…これまた困る…
えー、あかんやん!!どうしたらいいのー!?
そんなこんなでレッスンに支障なく小腹を満たすために思いついたのがお味噌汁とおむすびだったのです。
お味噌汁は朝作っておけば温めるだけだし、レッスン直前に炊き上げておいた土鍋ご飯をお味噌汁を温めている間にみんなにおむすびにしてもらったら休憩時間内に用意できます。
(たまにパンを焼く日と重なるとパンとスープっていう時もあるんだけど。)
でも、いざそう思いついたら、お味噌汁っておもてなしご飯以上に出すのにドキドキするってことに気づきました。
なんでだろう?…あ、そうか!
毎日家族と食べている普通のお味噌汁ってなんかすっぴんの自分をさらけ出すみたいな感じがしませんか?(え、私だけ?笑)
お料理教室で習った見栄えのいいお料理なら出せるの。
だってちゃんと「これが正解です」ってレシピがあるから。
その通りに作れば、先生と同じ味に仕上がる。
でもお味噌汁ってごまかしがきかない感じがする。
なんか自分そのものが透けて見えちゃう感じがする。
やばいぞ、お味噌汁!笑
お味噌汁が教えてくれる「私の枠」
以前の私だったら、絶対あり得ない選択だったなーと思うんです。
でも今は「あー、そうだねー。すっぴんだよねー。」と思いながらも、「ま、いっか。すっぴんも私も知ってもらおう。」と思えた。
「ちゃんとできる自分でいなきゃ。かっこ悪いところは見せちゃダメ」と思っていた以前の私からみると、すごい変化だわー
それにね、普段食べているお味噌汁が出せるようになるってまさに私がずっとこうありたいって思っている「お客様は家族のように、家族はお客様のように」っていう在り方そのものなんじゃない?って。
そう気づいたらワクワクしてきて、毎回レッスンの日は家族の晩御飯の分と合わせて大量に作るようになりました。
言葉通り、家族とお客様に同じものをお出しするようになって数ヶ月。
「へー、こんな具の組み合わせ方するのねー」
「白味噌使うの?」
「こんな形に切るんだー」
「え、具を先に炒めるの?」
と主婦たちの間では毎回そんな会話になったりするのです。
具の組み合わせ方、野菜の切り方、味付けの仕方など、一口にお味噌汁といってもその家ごとに決まったやり方や味付けがありますよね。
お味噌汁ってたいがいは実家から見よう見まねで味も作り方も学んできて、それを基に自己流になっていると思うのです。
そして基本家族以外の人に出すことがないし、他の家のお味噌汁を食べる機会もそんなにないから自分だけの世界だったりするんですよね。
「具の組み合わせはこれとこれ。」とか「それぞれの野菜はこれくらいの大きさでこんなふうに切る」とか、なんとなく決まったルールがあって、何の疑問も感じずに作っていたりします。
でもいざ、他の家のお味噌汁を口にしてみると、「え、こんなのもありなのね」と自分の世界には今までなかったやり方や味付けを発見したりするのです。
「どれが正解とかじゃなくて、どれもありなんだ。」
「その発想は私にはなかったわー」
「勝手に『こうじゃないと』とか、『こういうもの』って思い込んでたんだな」
ってことにも気付けたりする。
これってまさにおうちレッスンでやっていることの実践版です。
日々の暮らしには私たちがより豊かに暮らすためのヒントや気づきにあふれている♡
「誰が食べても美味しいと思える、見栄えのいいものじゃないと出せない」と思っていた自分を手放して「かっこつけない素の自分でいい」ってさらけ出せるようになったらますます世界が大きく、優しく、豊かさを増していく。
さぁ、明日はどんなお味噌汁を作ろうかな♡
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11月21日(木) 10:00~12:00
11月27日(水) 10:00~12:00
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12月9日(月) 10:00~14:00 肉まん作り 満員御礼
次回の日程は未定ですがソーセージ作りになります。
☆志賀明子先生のミキのワークショップ 2020年1月9日(木)満員御礼
2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
暮らしの在り方、物事の成り立ちなどに気づいていきました。
2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、
生きとし生けるものが幸せに暮らす大和の智慧を、日々の暮らしに取り戻す「やまとごころ講座」をお伝えしています。