今日から新しいライアーの制作が始まりました。
私がライアーを制作することになった流れはこちら↓
ライアーとの運命の出会い→⭐️
まさかの2代目ライアー!?→⭐️
今回作るのはタオライアー。
作ることは3月末には決まっていて、しかもドイツには私が作ろ予定のライアーはすでにあったのだけど、コロナの影響でドイツから荷物が届かず、先日ようやく届いたのです。
節は不良品!?
あらかじめどんな子が来るのか写真で見ていたから、大きな節があることは知っていました。
1台目のライアーにも大きな節があって、初めて見たときは「え、不良品!?」とびっくりしました。
節がない方が見た目が綺麗だし、売り物ってそういうものだと思っていたから。
でもそのとき「節っていうのは枝になる部分で、すごいパワーを持っているんだよ」と聞いてなんだか急に愛着が湧いてきたのです。
現金なものですよね。笑
節があるのは見た目が良くないし、節なしのものより劣っているという思い込みがあったことに気づきました。
どれもみんな優劣なんてなくて個性なのにね。
光のスペシャルライアー
そして2台目は真ん中にまるで切りつけられたかのような節!
「この子じゃないほうがよければ、また新たに制作依頼しますよ」と言われたけど、「ああ、来るべくしてこの子が来るんだな」という気がしたのでそのままお願いしました。
そして届いて、見てびっくり!!
写真だけではわからなかったんだけど、この節、裏まで貫通していて、しかもその節を中心に光の年輪がぐるっと取り巻いている!!
もう見て触れた瞬間すごいエネルギーを感じて、涙が込み上げてきました。
ドイツの制作者アンドレアスがこの子をスペシャルライアーと呼んでいたのはこういうことだったんだと。
そしてこの写真を見て、私をライアーと出会わせてくれたエリちゃんが「おおー!第3の目が開いておるー!」と言ってくれて、まさに!
節の位置が第3の目の位置なのです。
ライアーからのメッセージ
今日から自宅で制作が始まったのですが、前回よりも硬い楓の木だし、大きな個性的な節もあるし、年輪もギュギュッと詰まっているし、硬くて掘るのがすごく大変で。
ちょっとずつ、小さくしか彫れなくて、全然思うように進まなくて、「本当にできるんだろうか」って心が折れそうになってきました。
でも焦らずゆっくり、目の前の一掘り一掘りを進んでいくと、ふと目をあげた瞬間、彫り進めてきた木目がまばゆいばかりに光っているのです。
私はめちゃくちゃ大雑把なくせに、完璧主義なところがあって、ついつい早く結果を出さなきゃって自分にハードルを課してしまうところがあります。
「もう前に進めない」
そう思うときは、小さな一歩でもいい。
その一歩にちゃんと気持ちを集中してゆっくり進んでいけば、ちゃんと光は降り注いでいたことに気づくよ、とライアーが語りかけてくれている気がして。
今日ライアー制作指導をしてくれているさゆちゃんがこう教えてくれました。
「ライアーは出来上がってリアルな音を奏でる前から、長い長い年月を生きてきたその全てを、全てのものとの繋がりを、もうすでに奏でているんだよ」と。
音なき音に、そのエネルギーに心を傾けながら、このライアーを生み出していきます。
すごい子がやってくるよ♡
また聞きに来てね♡
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2015年、主人から「仕事なんて辞めて掃除しろ」と言われ、離婚の危機に立たされます。
その状況を抜け出すべく、嫌いだった掃除と向き合っていくうちに本来の衣食住の意味や
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2022年、ある出会いによって、その気づきは「日本人のDNAの目覚め」であったことが分かり、
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